納めの観音・羽子板市~東京浅草・浅草寺

縁日というとこどものころに行った夏祭りで、露店のわたあめを買ったり、
金魚すくい、ヨーヨーなどで遊んだ楽しい思い出がありますが、本来の意味とは違います。

縁日(えんにち)とは、の降誕、示現、誓願などの(ゆかり)のある日、すなわち有縁(うえん)の日をのことである
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縁日とは「有縁の日(うえんのひ)」や「結縁の日(けちえんのひ)」の略した言葉で
祭祀や供養が行われ、この日に参詣すると普段以上の御利益があると信じられていたそうです。

12月は年の最後の月、「納めの〇〇」と称される縁日で賑わいます。

毎月18日は「観世音菩薩」のご縁日です。
東京浅草・浅草寺では、毎年12月17日から19日までの3日間、
境内に数十軒の羽子板を売る店が並びます。
その年の世相を反映した「変わり羽子板」もみて、1年を振り返るのもまた一興。
邪気を跳ね(羽根)返すと言われる羽子板、観音様にお参りして羽子市を楽しみ
1年を締めくくりましょう。

浅草寺歳の市公式サイト

その他の納めの観音ご縁日
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