六輝は中国から日本に伝わりましたが、「時間」を区切る
際に使われていた考え方で、日本に伝承された当初も時間
の吉凶を占う指標として用いられていました。
明治時代の暦改正により、「日」の吉凶を占う指標として
利用されるようになりましたが広く使われるようになった
のは戦後のことです。
先勝 (せんかち) | 急用、控訴に用いると吉 何事も急ぐが勝ちで、何事も積極的に行動するとよいとする。 | 午前(〇) | 正午(×) | 午後(×) |
友引 (ともびき) | 相引きで勝ち負けがない日 新たな行動は控えるのが無難とされる 「友も一緒にあの世に引っ張っていく」 と言われ、お通夜、お葬式はしない習慣がある | 午前(〇) | 正午(×) | 午後(〇) |
先負 (さきまけ) | 「先んずればすなわち負け」で、 何事も急がず慌てず全てを控え目にして、 急ぎものがあっても午後にする 公用や急用は避けたほうがいい | 午前(×) | 正午(×) | 午後(〇) |
仏滅 (ぶつめつ) | あらゆることに対して凶の日。 新たな行動も控えたほうがよい。 | 午前(×) | 正午(×) | 午後(×) |
大安 (たいあん) | 事が成就するなどとして、結婚式、引っ越しなどあらゆることに対して吉の日.。 新たな行動を起こすにも事始めの良日とされている | 午前(〇) | 正午(〇) | 午後(〇) |