2022年7月こよみ

【7月の行事・暦】

◆二十四節気

 7日  小暑
     (しょうしょ)

暑さがどんどん強くなっていく頃、暑さが本格的になってきますが、梅雨明けで集中豪雨が多く発生する時季でもあります。
この日から暑中見舞いを出し始めます。


23日 大暑
            (たいしょ)

一年で一番暑いとされるころ。夏の土用は、立秋前の約18日間なのでこのころです。土用入りのあとの「丑の日」が「土用の丑」でうのつくものを食べると夏バテしないということからきています。


◆半夏生
 (はんげしょう)


2日 


半夏生とは雑節の一つで、夏至から数えて11日目。由来は半夏という生薬になるサトイモ科の「烏柄杓(からすびしゃく)」が生える頃という説、ドクダミ科の半夏という草の葉が半分白くなって化粧しているようになる頃という説などがあります。
農家では田植えを終えるころ。関西では豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。これは、農作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願するといった意味が込められていうそうです。

◆七夕

7日

 五節句のひとつ。旧暦の七月七日の行事でしたが、現在では新暦の七月七日かひと月遅れのは八月七日に行われます。
七夕の伝説「織姫と牽牛」は中国から伝えられています。機織りの名手・織姫と、働き者の牛使い・彦星が結婚しました。ところが、二人は仲睦まじくするばかりで全く仕事をしなくなってしまいました。これに怒った織姫の父、天帝は織女を連れ戻したけれども、2人があまりに嘆くので、年に一度、天の川を渡って七夕の日に2人が会うことを許したというお話です。
七夕には、笹竹に色とりどりの願い事を書いた短冊を結んだり、いろんな形の飾りをして成就を祈ります。
本来は、身についた「穢れ」を笹竹に托して水に流す契りの祭儀です。

*五節句
  1/7人日 3/3上巳 5/5端午  7/7七夕  9/9重陽

 

◆甲子の日

10日

十干(甲:きのえ)と十二支(子:ね)とを組み合わせ
たものの一番目。甲子の日から始めたことは長く続くの
で、この日から始めたことは長く続くので、この日に行
動を起こすといい運の流れになるとされています。

*令和4年の甲子の日
  1/11,3/12,5/11,7/10,9/8,11/7

◆お盆
 (新の盆)


13日~16日

「お盆」は、亡くなられた方やご先祖様が、この世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世でのご冥福を祈ります。
「お盆」というのは、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略。お釈迦様の弟子の一人、目連(もくれん)が、亡き母が地獄で逆さ吊りの刑を受けていることを知り、お釈迦様の教えに従って供養したところ母親が救われました。たくさん僧侶を招き供養したのが7月15日だったことから、現在のお盆の風習が始まったとされています。
13日 迎え火
16日 送り火

◆己巳日
(つちのとみのひ)

15日

十干(己:つちのと)と十二支(巳:み)とを組み合わ
せたものの六番目。最強の金運吉日。己巳日は60日に
1度。巳は財運の神様「弁財天」の遣いである「白蛇」
を表します。弁財天の遣いである白蛇に願い事をすれば、
金運財運の願いが届けられるという 縁起のよい吉日と
言われています。

*令和4年の己巳の日
 1/16,3/17,5/16,7/15,9/13,11/12


◆海の日


18日 


「海の日」は、もともとは「海の記念日」という日でし
た。1876年(明治9年)、明治天皇が北海道・東北に巡
幸(「巡幸」とは、天皇が複数の目的地を訪れるために外
出すること)。それまで巡幸に使われていたのは軍艦でし
たが、明治天皇は青森からの帰路では明治丸という船が利
用されました。横浜港に無事に戻ってきた日が7月20日で
1941年からこの日が「海の記念日」となりました。
1996年にこの7月20日が「海の日」として国民の祝日にな
りました。海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋
国日本の繁栄を願う。」日とされています。
2001年にハッピーマンデー法が成立したことで、海の日は
2003年から7月の第3月曜日と定められました。


◆土用丑の日

23日 

土用は、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前の18日
(または19日)の期間をいいます。
夏の土用は、立秋の前の約18日間で、その期間の丑の
日が土用丑の日になります。
暑い時期の夏の土用に、体に良いもの
を食べる『 食い養生(くいようじょう) 』の風習が
うまれました。丑の日にちなんで、「 う 」のつく食
べ物を食べるというものです。
夏の丑の日にうなぎを食べるようになったのは、諸説
ありますが、一番有名なのは平賀源内が広めたという
説です。昔の夏のうなぎは瘦せていて売れませんでし
た。困っていた鰻屋の主人が、学者である平賀源内に
相談したところ「本日、土用丑の日」と書いた貼り紙
を店に貼り出すことをすすめました。すると、その鰻
屋は大繁盛。それを聞いた他の鰻屋もまねるようにな
り、次第に土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した
といわれています。

◆新月

29日(2:25)

獅子座


◆満月 

14日(3:38)

山羊座


◆一粒万倍日 

9日,10日,21日,22日

「一粒の籾(もみ)が何倍にも成長して大きな利益をもたら
す日」何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、
開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。


空白

曜日十干・十二支九星行事 六輝十二直
1日乙卯一白友引
2日丙辰二黒半夏生先負
3日丁巳三碧一粒万倍日仏滅
4日戊午四緑不成就日 一粒万倍日大安
5日己未五黄赤口
6日庚申六白先勝
7日辛酉七赤小暑(11:38)一粒万倍日 七夕の節句友引
8日壬戌八白先負
9日癸亥九紫仏滅
10日甲子九紫陽遁始め 甲子日大安
11日乙丑八白 赤口
12日丙寅七赤不成就日先勝
13日丁卯六白お盆の迎え火友引
14日戊辰五黄満月(3:38)先負
15日己巳四緑己巳の日 盂蘭盆会仏滅
16日庚午三碧一粒万倍日 お盆の送り火大安
17日辛未二黒赤口
18日壬申一白海の日先勝
19日癸酉九紫一粒万倍日友引
20日甲戌八白不成就日 夏土用入り先負
21日乙亥七赤仏滅
22日丙子六白大安
23日丁丑五黄大暑(05:07)土用丑の日赤口
24日戊寅四緑先勝
25日己卯三碧友引
26日庚辰二黒先負
27日辛巳一白仏滅
28日壬午九紫不成就日 一粒万倍日大安
29日癸未八白新月(11:52)先勝
30日甲申七赤友引
31日乙酉六白不成就日 一粒万倍日先負