凶方位とは?
方位には運気をあげる吉方位と運気を下げる凶方位があります。
ここでは、凶方位を意味する凶殺を説明します。
凶殺には、どのひとにとっても凶方位となる「五黄殺」「暗剣殺」「破(歳破、月破、日破、時破)と
九星別の「本命殺」「本命的殺」「月命殺」「月命的殺」があります。
令和5年の年盤では、「五黄殺」は北西、「暗剣殺」は東南、「歳破」は西です。
すべての人に共通する凶方位
五黄殺 | 五黄が回座する方位 | 自分が起こした行動がきっかけで失敗を招きます。健康面も影響が あり、肉体的より精神面により強くあらわれます。怖いのは気が付か ないこと、じわじわと凶作用があらわれます。 五黄の方位に行ったときは、笑顔で明るく、あまり自己主張はしない ように。怒らず、イライラしないように過ごしましょう。 |
暗剣殺 | 五黄が回座する 向いの方位 |
事故に巻き込まれる、盗難にあうなど他動的なことで凶作用があらわれ ます。暗剣殺の方位に行ったときは、相手を傷つけやすいので言葉に 注意、感謝することがあれば、気持ちをすぐ伝えましょう。 信号や一時停止もお気を付けください。 |
破 | 十二支の向いの方位 | 破には、年の方位盤につく歳破(さいは)、 月の方位盤につく月破(げっぱ)、日の方位盤につく日破(にっぱ)、 時間の方位盤につく刻破(こくは)があります。 破には物事がまとまらない、また人間関係では背きあうようになると いう現象があります。 日破、刻破は運行が早く回るので、凶作用の影響は少ないですが、 ビジネス面での交渉事・契約、またデートなどの方位には使わない ようにしましょう。 破の方位に行ったときは、自分の目的をしっかりと持ち、あきらめず、 たとえうまくいかなくても不満を言わず対応しましょう。 事故やケガに注意。 |
九星別の凶方位
本命殺 | 本命星が回座する方位 |
自信過剰が原因で災いを招きます。 |
本命的殺 | 本命星が回座する 向かいの方位 |
見込み違い・思い違いによる失敗、例えば、自分がよかれと思った ことが自滅的に目的を壊し、肉体的というより精神的な健康面に 影響を及ぼす方位になります。 本命的殺に行ったときは、予想外のことがおこっても驚かない、 持っていた目的にいつまでも固執しないことです。 *本命星が一白水星のひとは令和5年は北東が本命的殺になります。 |
月命殺 | 月命星が回座する方位 | 本命殺程の強力な凶作用ではありませんが、本命殺同様、 自信過剰が原因で災いを招きます。(動的な凶作用) 月命星による影響ですから、その凶作用は、肉体面に 現れやすいと言われています。 月命殺に行ったときは、無理をしないことが1番です。 *月命星が二黒土星のひとは令和5年は東が本命殺になります。 |
月命的殺 | 月命星が回座する 向かいの方位 |
本命的殺程の強力な凶作用ではありませんが、 本命的殺同様、見込み違い・思い違いによる失敗で、ストレスなど 精神的な健康面に影響を及ぼす方位になります。 月命的殺に行ったときはイライラし、まわりにあたらないように 心がけましょう。 *月命星が七赤金星のひとは令和5年は南西が本命的殺になります。 |
なるべくなら凶方位にでかけるたくはありませんが、
生活していくうえでこれは避けられないこと。
それなら、凶方位が前もってわかっていれば、気をつければいいことです。
そして、吉方位へどんどん出かけましょう。